精密機器輸送レポート:アルマ望遠鏡模型を輸送
2015.10.13
たましいを込めて : 精密模型
この連休で久しぶりに体を動かして筋肉痛になってしまったという方多いかと思います。
私は、逆に動かさな過ぎでとうとう栄養士さんの指導の下、食事制限する事になってしまいました(笑)
食べ物が美味しい季節に突入しておりますが、皆様は適度に体を動かして、私の様にならないよう気をつけて下さい。
さて今回は、9月30日(水)に輸送した写真になるのであります。
何回か輸送している写真を過去に載せた事がありますが、国立天文台様のアルマ望遠鏡模型(7m)で実物の1/20スケールになります。
この精密な模型を三鷹市の国立天文台様から搬出をして、渋谷区にある代官山 蔦屋書店様へ搬入したのであります。左の写真が
搬出時になり、右の写真が搬入時になります。特に搬入時は、営業時間内でしたので蔦屋書店様に来られているお客様に十分注意を
してお声を掛けながら搬入したのであります。
実物のアルマ望遠鏡は、どこに設置されているかと言いますと、南米のチリ共和国にあるアタカマ砂漠の標高約5,000mの高原に
あるのであります。理由としては、年間降水量が100mm以下でほぼ年中晴天、そして標高が高い為 水蒸気による電波吸収の影響を
受けにくい事などから設置場所に決ったそうです。このアタカマ砂漠の大地には、アルマ望遠鏡が66台あるそうです。
その中でも直径12mのアンテナの望遠鏡が54台と直径7mのアンテナの望遠鏡が12台で形成されていて、世界的規模の国際共同プロジェクト
で運用されいてるのであります。ちなみに「アルマ=ALMA」とは、チリ共和国の公用語となっているスペイン語で「たましい」を意味
しているとの事です。
もっとALMAについて知りたくなってしまった皆様に、国立天文台様のアルマHPを載せておきますので是非 アクセスして下さい。
アルマ望遠鏡HPアドレス : http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
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